ZA-3501
スタビライザーサイト+ベントパイプガードセット
Stabilizer sight and Vent pipe guard set.
680YEN
■スタビライザーサイト
クルップは自主的に砲口安定機能を備えた照準装置(スタビライザーサイト)の開発を進めていました。
しかし、1945年1月24日、兵器開発局第6課との会合の中で同様の照準器の開発契約が経験豊富なAGジャイロスコープ社と正式に締結されている事をしらされました。
先行して他社との契約が締結されていましたがクルップの参入を拒むものでなく、クルップは自主的に
スタビライザーサイトの開発を進めることにしました。
1945年2月20日、クルップ社は兵器開発局第6課よりスタビライザーサイトの正式な開発契約と、
これに基づき完全状態のスタビライザーサイトを備えたティーガーUの試作指示を与えられました。
幾つかのヘンシェル型砲塔は試作の為改装される事に決定されましたが、サイト内のジャイロ機構への
戦車砲発射時の衝撃をクリアできず、実際には実用とは遠かった模様。
一方、先に正式契約が与えられていたAGジャイロスコープ社は搭載時の影響を見
るため、砲塔左前端部にダミーのウェイトを搭載してのテストどまりでした。
■ベントパイプガード
1944年10月より、燃料タンクの通気パイプは、それまでの右舷後端の1本から4本に増やされました。
デッキパネル上に添乗する擲弾兵に踏み潰されのを防ぐためか、後部の二本にはガードが追加されました。
(前方の二本は対空防御板に完全な状態で無いせよ、覆われているせいか?ガードを付けた車輌は存在
しない?)
■アイテム概要
- タミヤ社、DMLのティーガーIIのコンバージョンパーツセットです。
- 計画されたスタビライザーサイトのレジン製カバーと、幾つかのティーガーIIに装着されているベント
パイプガード、エンジン点検ハッチのストッパーが含まれています。